2009年03月15日
残念な竿
怒っているというよりね、悲しんでいます・・・
実はね
先々週、3月1日(日)にテンカラ竿1本買ったんです
“宇崎日進 プロフェッショナル 川師テンカラ”
で、先週3月8日(日)その竿持っていつものFF川越行ったのね(先週の釣行記)
もちろんニューロッドで初釣行
ワクワクしながら竿を振る
すごく軽くてね、振込もシャープに決まるの
うん、良い竿だと思ってたのよ
あっという間にファーストヒット
20㎝くらいの小さいレインボー
難なく入魂!
その直後に又ヒット
しかもデカイ!!
ここでは初めての手応え
ニューロッドだし
そこは慎重にファイト
何とか魚をいなし
取り込みに掛かる
ロッドを立てて魚を引き寄せる
デカッ!!優に50オーバー!!
ネットを用意し取り込もうとしゃがみ込んだところで
最後の大暴れ
魚は沖に向かって走り出した
必至に堪えていると
いきなり頭上で
バキバキバキッ・・・!!
瞬時に竿が折れたのはわかった(半年前にも経験してるからね:笑)
すぐに折れた先を掴み
魚を引き寄せたがあえなくフックアウト・・・
手元にはバッキバキに砕け散った竿だけが残った
折れたなんてモンじゃないよ、木っ端微塵に砕け散ったんだよ




魚とのファイトで竿折ったのはこれが初めてです
折れるにしたって普通1カ所でしょ?
何と4カ所で折れました
1カ所はグリップの中で折れています
その後はいつものテンカラ竿に換えて普通に釣りしたんだけどね
この件を先週の釣行記で書かなかったのはね
この竿個体の問題だと思ったの
そうであるならばこの件はスルーするつもりだったのね
ところがだ
問題はここから先の話になるんだわ
*******************************
釣りを揚がってその足で買った店へ行った
折れた竿を見せ状況を説明
取扱に問題はないことを店の人もわかってくれた
で、その竿をメーカーに送り調べてもらった上で対応を考えるとのこと
製品に問題が有れば無償
正常品の場合は有償になるそうだ(まあ、当然だよね)
俺ね、言ったの
「クレームを付けるつもりはない、この竿は50㎝の虹鱒釣ったら折れる竿なのかどうか?
それをメーカーに確認して下さい」ってね
で、金曜の夜に店から電話
「メーカーで調べたところ製品自体に問題はなかったとのこと
よって、クレームの対象には成らず、有償修理ということで○千円掛かりますが
今回、使い始めて間がないということもあり△千円(前出金額の1/3)
で修理致しますが如何なさいますか?」
俺、溜息でたよ
そんなことを聞いてるんじゃないよ
金額なんてどうでも良いの
で、俺聞いたのね
「製品に問題がないということは元通りに直しても又同じ状況になれば折れると言うことですね?」
店の人
「はい、その可能性はあります・・・」
俺
「つまりその竿は50㎝の虹鱒釣ったら折れる竿なんですね?」
店の人
「・・・はい」
つまりその竿は大物釣ったら折れるということをメーカーも認めたということになるんですよね
非常に残念な返答でした
その竿個体に問題があったというのなら例え有償でも直して貰うつもりだっただけに
何ともさびしい回答でした
俺は
「50㎝の虹鱒釣ったら折れるような竿なら直さなくて結構です、そのまま返して下さい」
そう言って電話を切った
今日、折れたままの竿が手元に返ってきました
泣けてきました
日本の物作りのレベルってここまで堕ちてるの?
竿が折れたことに怒ってるんじゃない
メーカーの対応に怒ってるんじゃない
何故、このような事故が起きるのか
その原因に悲しんでいるのである
根本の原因はどこにあるのか
わかる?
俺、設計も製造も品質管理もやってるからね
長年の経験ですぐにわかるんだ、こういうの
こういうのってね
“過去の経験と実績だけで物作りしてると起きる問題”なのね
開発担当者はこの竿で実釣してるのだろうか?
限界性能試験は行ったのだろうか?
やっていればこんな事故は起こらない
起こっても先の様な見解は出さないはずだ
メーカーとしてのプライドを感じられない悲しい出来事でした
“宇崎日進”
Made in JAPANにこだわる姿勢に好感が持て、市販ロッドメーカーの中では好きだったのに
NISSINとはそう言うメーカーであると結論を付けざるを得ない
非常に残念である・・・
実はね
先々週、3月1日(日)にテンカラ竿1本買ったんです
“宇崎日進 プロフェッショナル 川師テンカラ”
で、先週3月8日(日)その竿持っていつものFF川越行ったのね(先週の釣行記)
もちろんニューロッドで初釣行
ワクワクしながら竿を振る
すごく軽くてね、振込もシャープに決まるの
うん、良い竿だと思ってたのよ
あっという間にファーストヒット
20㎝くらいの小さいレインボー
難なく入魂!
その直後に又ヒット
しかもデカイ!!
ここでは初めての手応え
ニューロッドだし
そこは慎重にファイト
何とか魚をいなし
取り込みに掛かる
ロッドを立てて魚を引き寄せる
デカッ!!優に50オーバー!!
ネットを用意し取り込もうとしゃがみ込んだところで
最後の大暴れ
魚は沖に向かって走り出した
必至に堪えていると
いきなり頭上で
バキバキバキッ・・・!!
瞬時に竿が折れたのはわかった(半年前にも経験してるからね:笑)
すぐに折れた先を掴み
魚を引き寄せたがあえなくフックアウト・・・
手元にはバッキバキに砕け散った竿だけが残った
折れたなんてモンじゃないよ、木っ端微塵に砕け散ったんだよ
魚とのファイトで竿折ったのはこれが初めてです
折れるにしたって普通1カ所でしょ?
何と4カ所で折れました
1カ所はグリップの中で折れています
その後はいつものテンカラ竿に換えて普通に釣りしたんだけどね
この件を先週の釣行記で書かなかったのはね
この竿個体の問題だと思ったの
そうであるならばこの件はスルーするつもりだったのね
ところがだ
問題はここから先の話になるんだわ
*******************************
釣りを揚がってその足で買った店へ行った
折れた竿を見せ状況を説明
取扱に問題はないことを店の人もわかってくれた
で、その竿をメーカーに送り調べてもらった上で対応を考えるとのこと
製品に問題が有れば無償
正常品の場合は有償になるそうだ(まあ、当然だよね)
俺ね、言ったの
「クレームを付けるつもりはない、この竿は50㎝の虹鱒釣ったら折れる竿なのかどうか?
それをメーカーに確認して下さい」ってね
で、金曜の夜に店から電話
「メーカーで調べたところ製品自体に問題はなかったとのこと
よって、クレームの対象には成らず、有償修理ということで○千円掛かりますが
今回、使い始めて間がないということもあり△千円(前出金額の1/3)
で修理致しますが如何なさいますか?」
俺、溜息でたよ
そんなことを聞いてるんじゃないよ
金額なんてどうでも良いの
で、俺聞いたのね
「製品に問題がないということは元通りに直しても又同じ状況になれば折れると言うことですね?」
店の人
「はい、その可能性はあります・・・」
俺
「つまりその竿は50㎝の虹鱒釣ったら折れる竿なんですね?」
店の人
「・・・はい」
つまりその竿は大物釣ったら折れるということをメーカーも認めたということになるんですよね
非常に残念な返答でした
その竿個体に問題があったというのなら例え有償でも直して貰うつもりだっただけに
何ともさびしい回答でした
俺は
「50㎝の虹鱒釣ったら折れるような竿なら直さなくて結構です、そのまま返して下さい」
そう言って電話を切った
今日、折れたままの竿が手元に返ってきました
泣けてきました
日本の物作りのレベルってここまで堕ちてるの?
竿が折れたことに怒ってるんじゃない
メーカーの対応に怒ってるんじゃない
何故、このような事故が起きるのか
その原因に悲しんでいるのである
根本の原因はどこにあるのか
わかる?
俺、設計も製造も品質管理もやってるからね
長年の経験ですぐにわかるんだ、こういうの
こういうのってね
“過去の経験と実績だけで物作りしてると起きる問題”なのね
開発担当者はこの竿で実釣してるのだろうか?
限界性能試験は行ったのだろうか?
やっていればこんな事故は起こらない
起こっても先の様な見解は出さないはずだ
メーカーとしてのプライドを感じられない悲しい出来事でした
“宇崎日進”
Made in JAPANにこだわる姿勢に好感が持て、市販ロッドメーカーの中では好きだったのに
NISSINとはそう言うメーカーであると結論を付けざるを得ない
非常に残念である・・・