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2014年05月06日

伊勢路縦走 ~えにしのたび~

池袋 22:40 鳥羽3便

いよいよ熊野古道最後の縦走路、伊勢路への旅立ちだ!



◎4月26日(土) 初日 ~お伊勢参り~
伊勢路縦走 ~えにしのたび~
朝8時、内宮参拝
この時間でも参拝者は結構居ます

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
去年式年遷宮を終え、白木もまぶしい新しいお社へ旅の安全と満願を合掌

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
おはらい町を抜けて外宮へ向かいます

伊勢うどん食べたかったなぁ(笑)

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
外宮参拝

観光客で賑わう街中を独り抜けだしアスファルトの道を歩き出す
途中の国道脇に東屋があったのでしばし休憩
東屋には地元のおじいちゃんが二人
『どっから来なさった?』
『どこまで行くんや?』
質問攻めに合う(笑)

歳を聞かれ「50」と答えると

『一番ええ時やなぁ・・・』 と感慨深そうに言われた

ですね、確かにそう思います

『がんばってや!』

深い言葉に送り出された

しばらく行くと今度は田んぼ仕事のおばさんにおにぎりをもらった♪

なんだろうね、こういうのって(笑)
でもこの感じ・・・良いね!
これこそが熊野古道歩き旅の醍醐味と思う

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
いよいよ伊勢路最初の峠。“女鬼峠”に入ります

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
新宮まで150kmだってさ
自身最長距離への挑戦です!

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
標高120mの切り通し
名前とは裏腹の優しい峠です

あっという間に峠を越えまたアスファルトの道を歩き出す
さすがに足裏が痛くなってきた
日も傾き始める頃になってきたのでテン泊地を探しながら歩く
この辺りにキャンプ適地は無いので適当な空き地を探すが
こういうときに限ってなかなか見つからない
ちょっと強引な場所を見つけこの日はゲリラテン泊(笑)


◎4月27日(日) 2日目 ~アスファルト歩きに泣く~
伊勢路縦走 ~えにしのたび~
今日も目一杯アスファルトを歩きます
国道を外れても結局アスファルト道

途中で旅人に出会う
川崎の男性で、5ヶ月計画で日本縦断中だと言う!
歳の頃は俺よりちょっと上くらい
この人も“一番ええ時”を過ごしているんだろうね
固い握手を交わして別れた

道の駅おおだいで休憩
1時間歩いて15分休憩
このローテーションで繋いでいかないと足がもたん(泣)

三瀬坂峠を大胆にカットしてR42を直進

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
道の駅木つつ木館ではなにやら催し物やってた
特に聞くつもりはなかったが70年代フォーク中心の演奏に心和む

さらに進むと阿曽温泉が!

予定はしてなかったがたまらず飛び込む(笑)

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
これいいね~♪
家にも欲しくなっちゃった(笑)

それにしてもここまでの2日間で足裏は豆だらけ
ほとんど地道歩いてないからね
足の裏がアスファルトを拒絶してるのがわかるくらいだ
ちょっと早いが今日はここでテン泊しよう

温泉脇のグランドの一角にテントを張らせてもらう
快く了解はもらったが石油タンクがすぐ近くにあるので
『絶対に火は使わないように!』と、釘を刺された

ま、当然だよね
“夜中に温泉施設大爆発!” なんて新聞ネタは勘弁だ(笑)


◎4月28日(月) 3日目 ~計画修正~
昨夜は以後の計画を練り直しました
基本的行程に変わりはないが、こまめに電車・バスも使い
極力アスファルト歩きは避けよう
特にここからの2,3日は足を労った方が良さそうだ

JRで阿曽から梅ヶ谷まで移動
そこからツヅラト峠を越えて紀伊長島まで出ます

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
天気も下り坂に向かっているがこの峠は外せませんね

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
熊野古道らしい山道を歩きます

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
峠を登るとついに熊野灘が見えました!
ここが伊勢と熊野の境
現実世界と理想・非現実世界の境目です

紀伊長島まで降りると今にも降り出しそうな雲行き
ここからまたしばらくアスファルト歩きとなるので、ここはバスで古里まで移動します

程良くやってきたバスに乗り込み出発までの間しばし運転手さんと話し込む
運転手さんはチャリダーで紀伊半島は結構走り回っているらしい
埼玉から来たと言うとなんでだか羨ましがられた
チャリダー的には憧れの土地らしい?(笑)

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
古里海岸
キャンプ場があるはずだが、人も居ないしどこがキャンプ場だかわからん
雨も降り出してきたので民宿泊、もちろん予約無しの飛び込み(笑)

宿も確保できたのですぐ近くの古里温泉でのんびりしよう♪

温泉を出るとそこに大荷物を積んだ自転車旅の男性が居た
伊勢路縦走 ~えにしのたび~
群馬から九州への途上だという“とよ太”さん
聞けば同い年だって!
奥さんは隣の坂戸市出身
結構行動半径がリンクしてる(笑)
すっかり意気投合ししばらく話し込んだ
今頃はどこを走っているんだろう?

旅に出る理由は人それぞれ
人それぞれに理由があり、帰る場所があるから旅に出られるんだよなぁ・・・

その旅が成就すること、切に祈っております

ちなみに民宿は一泊¥7,000!
ひぇ~~~(汗)
こんな贅沢は初めてだぞ
まぁ、山小屋泊を思えばまだましかなぁ・・・

なんて思っていたらとんでもない!

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
この食事(夕食)が付いて個室で暖かい布団♪
お得感いっぱいです(笑)
民宿はま風


◎4月29日(火) 4日目 ~停滞・テレビ出演!?~
朝から雨です、かなりの本降りです
後で聞いたらこの日の降雨量319mm
統計開始(尾鷲)以来1位の雨量だったそうです

さすがにこの雨の中は歩けないので
一気にバスで尾鷲に出ます
始神峠、馬越峠はカット
またいつか機会を得て歩こうと思います

民宿近くのバス停でバスに乗る

なんと!!

昨日の運転手さんだ(笑)
珍しくない?2日連続で同じ運転手さんのバスに乗るなんて
他に客も居ないので周辺のこと、高速ができて尾鷲が賑わってること
色々教えてもらいました

さて、尾鷲に着いても特にすること無いぞ
てゆーか、今夜の宿も決まってないし(笑)
とりあえず古道センター行こう
あそこなら宿情報も手に入るし

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
ここってなにげに駅から遠いんだよね
歩くにはチトしんどかった

中を見学してるとなんかテレビ取材してた
センターの職員(?)と女性客にインタビューしてました
別に気にもせず展示品を見てると・・・

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
『ちょっとお話聞かせてもらって良いですか?♪』

三重テレビの取材受けちゃいました♪

さっそく、「三重テレビに取材された!」ってなでしこさんにメール送ったら
『私は室堂でNHKに取材されたよ♪』 って返事が来た

・・・・・?

室堂で、デカザック担いで、怪しい目つきで、ヨダレ垂らしながら山を見つめる女・・・

それ、職質じゃね!?(爆)

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
センターで宿情報をもらいこれまでの古道歩きや今回の旅の話しをしてたら
職員のおばさんがなんか上機嫌になっちゃって
いろんなパンフレット出してきてくれました
(あまり荷物増やしたくないんだけど:笑)

でもこれだけはお宝です!
伊勢路縦走 ~えにしのたび~
“歩く旅の本”別冊付録の伊勢路図絵の原本
A4サイズでカラーです
これはレア物です、在庫はもうほとんど無いらしいので欲しい人はダメもとで古道センター訪ねてみてください

無事にビジネスホテルも取れ、早めにチェックインして洗濯♪
テレビは天気予報に釘付け
お陰で取材された番組は見損なってしまった
まぁ、俺が映ってたかどうかもわかんないんだけどね(笑)

みんな見てくれたかな?♪


◎4月30日(水) 5日目 ~雨後の峠越え~
天気予報では朝から晴れるはずなんだが起きた時点ではまだ雨が降ってた

意を決してレインスーツを着込んで歩き出す
確かにもうじき雨も上がる感じだが気を抜けない空模様

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
伊勢路最大の山場“八鬼山越え”
と言っても標高627mどうってこと無い峠なんだけどね

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
気持ちの良い山道を登ります

が!それも束の間

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
登山道は川
登りで1ヵ所、下りで1ヵ所 沢渡りがありました

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
頂上の展望台は雲の中
な~んも見えん!

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
注! メタボ腹に見えるけどジャケットの中にチェストバッグが入ってるからです!(笑)

川状態の登山道を慎重に下ります

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
なるほどねぇ・・・そういう意志もあるんだね

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
峠を下りた頃には雨も上がった
晴れてるときにまた登りたい山だね

しかし雨と汗でウェアはびっしょり
時間も必要以上に掛かってしまった
さて、どうしよう・・・
とりあえず三木里駅まで行って考えよう

うーーーん・・・
進むとなると山中テン泊になるし
JRで先の駅まで行こうにも電車は4時間後だし
この辺の民宿にでも泊まるか・・・

考えてるところへ1台のバスが来た
何気なくバスを見てたら

なんと!!

中村運転手3度登場!
(すっかり名前まで覚えちゃってるし:笑)

向こうも笑ってたよ
そりゃ3日連続で同じ運転手さんだもんね
色々と相談して結局バスで尾鷲まで戻り明日またここから仕切り直すのが得策となった
尾鷲までは海岸線を走るので1時間ほどかかるということだが
それもまた良いね
早く着くバスもあるらしいが中村運転手のバスに乗せてもらった

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
脳内BGMはもちろん“岬めぐり”
幽霊の声入ってるけど名曲だよね!


◎5月1日(木) 6日目 ~無記憶(徘徊中年?)~
昨日と同じビジネスホテルに連泊
ちなみにフロント係の男性
なんと名前が“望月”!
聞いてみたら父親が山梨出身でしかも俺と同郷だって
何とも不思議な巡り合わせだね~


JRで昨日の三木里まで移動し歩き始めます
伊勢路縦走 ~えにしのたび~
良い感じの山道が続くんだけど
ここまでの足の疲労がハンパ無い
アスファルト歩きって疲れが蓄積されるんだよね
いっそのことランニングシューズの方が良かったかもね

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
たぶんヨコネ道から見た賀田湾?
三木峠の展望台もスルーしちゃってるし
なんかこの辺は記憶に残ってない(笑)

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
ここもそう
この日って極端に写真が少ないよ

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
なんだかんだ言ってる間に

いや、黙って歩いてるウチに新鹿海岸に着いたよ
ここも海岸にキャンプ場があるのだが・・・

管理人居ないし、近くで海岸ゴミ燃やしてるし
どう見てもキャンプ場の雰囲気無いし
やむなくここでも民宿泊を決意
もちろん予約なんかしてないので飛び込み交渉

平日で予約無しなので食事無し、素泊まり¥3,000
でもさ、さっきのキャンプ場が一泊¥2,000だよ
考えようによっては返ってこっちの方が良かったよね♪
民宿みさき


◎5月2日(金) 7日目 ~またしてもテレビ出演!?~
いよいよ伊勢路もクライマックスに近づいてきました
ここはもう熊野市です
見慣れた大好きな景色ももうすぐです

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
大吹峠
余裕で越えるとそこは大泊海岸

アスファルト道を少し歩いて松本峠の登山口で休憩してると

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
またしてもテレビ取材やってました
語りべさんと歩きながらの取材みたいです
「ここにも熊野古道マニアが居ますよ~」(心の声:笑)

途中で取材班を追い抜き峠の展望台に着くと1人の男性が居た
話しをしたら、名古屋からの旅人で尾鷲から新宮までを歩いているという
オール宿泊で自炊無し
軽装での歩き旅だそうだ
熊野古道はこれが初めてらしく
俺のこれまでの旅の話しを熱心に聞いてくれたよ
まぁ、・・・ハマるだろうね(笑)
これっきりで終われないのが熊野古道の奥深さだからね

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
七里御浜
ついにその景色を視界に捉えた

俺こそ何を求めてここへ通い詰めてるんだろう・・・
答えは去年奥駈け歩いて見つけた
それでもなお熊野古道から離れられないでいる
物理学を超越した世界に入り込んでるんだろうね、多分ね

先程の取材班が展望台に到着
取材の様子を何気なく見ていると

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
またしても取材受けました♪
山口未翼アナと語りべの山川さん
山川さん全然笑わない人なんだけど
伊勢路のテン泊事情を教えてもらいました
なるほどねぇ、そういうことでしたか
これはありがたい情報を頂きました

ちなみに番組は5月16日の夜10時から、15分の情報番組だそうです
三重テレビです、みんな見てね♪(笑)

コレコレ♪
伊勢路縦走 ~えにしのたび~
熊野まで来たらやっぱこれでしょ!
めはり寿司、大好物♪
街中のおみやげ屋さんののぼりに引き寄せられました
このめはり寿司は注文を受けてから握ってくれるので
暖かくてとても美味しいめはり寿司でした

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
七里御浜の鯉のぼり

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
獅子岩

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
伊勢路最後の峠、松本峠を振り返る
ザックもすっかり身体に馴染みました
カリマー・ジャガー 良いザックです!

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
花の窟神社
日本最古の神社です
てことは最強のパワースポット?

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
延々と続く七里御浜
でも最高の気分で歩けます
松本峠がすでにあんな遠くに・・・


◎5月3日(土) 8日目 ~再会~
伊勢路縦走 ~えにしのたび~
あの山の向こうが新宮の街
足は相変わらず痛いが
その痛みも道のりも全く気にならない

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
昨日めはり寿司を食べたお店でもらった木札
あらためて見てみると
ついにここまで来たんだと、感慨もひとしおです

国道を外れ山道に入り住宅地を抜けると

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
見えた! 新宮だ!

熊野川を渡っている時、ちょうど川舟も到着してました
いろんなものが懐かしいと思えるのがこれまた嬉しいんだよね

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
速玉大社
まだ終わってないけど旅の無事に感謝の合掌

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
今年は熊野古道世界遺産登録10周年です
そのせいかいつもより観光客は多いように思えましたが
その割には伊勢路を歩いてる人はほとんど居ません
きっともっと楽な訪れ方もあるんだろうけど
そうじゃないところにこそ本当の熊野古道はあると思うよ

1時半に新宮駅でりゅうちゃん夫妻と会う約束♪
少し時間があるので先にホテルへチェックイン
いつも停まってるビジネスホテル美郷です
喫茶室のオネーちゃん、俺のことちゃんと覚えててくれたよ♪

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
りゅうちゃん夫妻とも再会♪
駅前のベンチで盛り上がる(笑)

いつもいつも本当にお世話になります
ありがとうございます
いまや熊野古道とりゅうちゃん夫妻はセットですね♪


◎5月4日(日) 最終目 ~補陀洛の海へ・・・~

・・・ついに最終日だ、あの海まで歩いていこう!

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
王子ヶ浜
岬をいくつか回り込んだその先に
補陀洛へと続く新たな道がある

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
これまで何度もこの地は訪れているがここだけは歩いたことがなかった
ここだけはなんとしても繋げたかった
熊野三山をこの足で繋ぎたかった

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
高野坂

三輪崎港・・スパセンオークワ・・佐野王子・・小狗子峠・・大狗子峠・・

全部知ってる、見慣れた景色を歩く

歩調が今まで以上にゆっくりになる
意識してるわけではない
自然とゆっくり、ゆっくりになっていく

足はもう限界に近い
1歩だって歩きたくないはずなのに


終わりたくない・・・




伊勢路縦走 ~えにしのたび~
補陀洛山寺(ふだらくざんじ)
※どういうお寺か、是非検索してみてください

そして・・・

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
補陀洛の海

何度も訪れている見慣れた海が、初めて見る海だった


世界遺産登録10周年、50歳(一番ええ時)
そこに合わせた訳ではないがこの年に熊野古道メインルート踏破を果たせたのは素直に嬉しい
中辺路、大辺路、小辺路、奥駈道
そして伊勢路
まだまだ100%には至っていないが
それでも充分な満足感は味わっている

なんだろうね、この気持ちよさって

歩いた者にしかわかんない感動だろうね
この感動って
言葉では表し辛いんだよね

うん、言葉じゃないんだ

熊野の自然も熊野に暮らす人々も
全てを含むこの国の文化こそが世界遺産なんだと思う

つくづく思う
この地の人々には間違いなく“旅人にやさしい文化”が根付いている
どうしてそこまで見ず知らずのよそ者にやさしくなれるのか
また、自分もそのやさしさを無条件で信じ、受け入れられるのか・・・

うん、ただそれだけのことなのにね
そんな単純なことで人間世界は清々しいものになっていくんだと思う

熊野古道を歩き始めて、その途上で出会った人々にあらためて感謝の意を表したい
今、そんな気分です

ありがとう!



那智駅でりゅうちゃんに拉致られ勝浦漁港へ連行されました!
岸壁では山服のおじさん(ご主人)が釣り糸垂れてました
足下には黒くてでかいリトリバーが大暴れしてます

あー!竿が撓ってるーーー!

海草を引っかけただけみたい(笑)

りゅうちゃん夫妻にお別れの挨拶をし
那智駅まで送っていただきました

那智駅で温泉に入り電車で新宮まで戻ります
ホテルにザックを預け今度はバスで本宮に向かいます

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
補陀洛の海から甦りの地へ
また新たなスタートラインに立つ事ができました

伊勢路縦走 ~えにしのたび~
八咫烏だるま
ゆるキャラじゃないよ(笑)
今年から販売が始まった熊野三山の縁起物です
これを手に入れることも今回の目的でした♪


伊勢路縦走 ~えにしのたび~
これだけ歩いても歩いても
まだまだ歩ききったという気がしないところが

熊野の奥深さだと思うのです。




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この記事へのコメント
お疲れ様でした。
無事での帰還、何よりです。
毎度濃密な旅ですねぇ。
「袖すり合うも多生の縁」て言葉が正しいかどうかわかりませんが、
何気ない人と出会い・接点が不思議かつ素敵ですね。

三重テレビはコレ(↓)かと思いましたが、情報番組でしたか。
www.mietv.com/kumanokodo/index.html

望月さんは映ってないかも知れないけれど、テレ玉やBSでも放送されるので
チェックですね~。
Posted by かっしー at 2014年05月07日 02:13
>かっしーさん
ただいま~♪

さっそく調べたんだ?マメだねぇ(笑)
まぁ、実際に俺が映ってるかどうかなんてわかんないんだけどね

今回は登山者以外での出会いの多い旅でしたよ♪
Posted by 望月 at 2014年05月07日 07:07
おかえりなさい♪
すばらしい時間を過ごされたのですね
無事に帰られてよかった(*^^)v

「路線バスの旅」を想像させるような中村運転手さんとの出会い。。とか
ホントに旅にはすてきな出逢いがたくさんありますね

また来年も行くのでしょうか。。。^^

メタボ腹に見えてしまった中身はチェストバッグ・・・デスネ メモメモ(^O^)/

カリマー・ジャガー 最高でしたか? 
それも良かったね♪

八咫烏だるま  かわぃぃ(*^_^*)
Posted by 蒼いねこ at 2014年05月07日 10:15
>蒼いねこさん
ありがとうございます!

充実した時間を過ごせましたよ
もちろん来年も行きます!
毎年GWは熊野古道の人となってどこかを歩いていますよ(笑)

ジャガー最高!
やっぱカリマーは良いですね

八咫烏だるまかわいいでしょ!?(笑)
もし本宮に行かれる機会がありましたらぜひお求めください♪
Posted by 望月望月 at 2014年05月07日 18:55
毎度のことながら良い旅をされましたね。

結局この世で生きている限り、多かれ少なかれ
人と接することなくしては生きて行けない訳で、
それを積極的に受け止めるか仕方なく受け止めるかで
自分だけでなく出会う相手も変わってくるような気がします。

ともあれ良い旅と、それから道中ご無事で
戻られたことが何よりです。お疲れさまでした。
Posted by 魚花 at 2014年05月07日 21:50
八咫烏だるま?
こんなのができてたんだー。
本宮大社ね。

今回も良い縁を結びながら熊野まで歩かれて
「歩き旅」の素晴らしさが伝わります。
拉致の後、那智駅の温泉に浸かったんですね。

うちのブログでこの伊勢路縦走記事
勝手にアップしちゃいました。(笑

熊野のみなさんにぜひ読んでもらいたい。
Posted by りゅうちゃん at 2014年05月07日 23:21
>魚花さん
ありがとー♪

人間の足の速さで交差する情報と光の速さで飛び交う情報
生身の人間に処理できる情報量なんて所詮前者なんだと思うんですよね

熊野の山々にはにはそういうことを教えてくれる
豊かな時間が流れています

山の沢蟹さえも神々しく見えましたよ!
Posted by 望月 at 2014年05月08日 00:11
>りゅうちゃん
リンクありがとうございます♪

八咫烏だるまは山門前のおみやげ屋さんで売ってますよ
あと、道の駅ほんぐうでも売ってるみたい
伊勢路ガイドマップ(新版)、伊勢路図絵
今度の休みは本宮~尾鷲徘徊に決まりですね!(笑)
Posted by 望月 at 2014年05月08日 00:21
ブログ拝見しました。楽しい旅日記ですね。

そういえば、私どもの取材した、県政チャンネル~輝け!三重人~の放送日時は、5月16日(金)午後10時15分からです。ただいま編集中です。

また、古道センターの取材は、4月29日の放送でした。
Posted by 三重テレビ 小原 at 2014年05月09日 23:34
歩き旅、完歩おめでとうございます。
150キロメートル凄いな~

苦しいとき、何で歩いているんだ、やめたいな~と思ったときはありませんか、メタボ熊はすぐに楽なほうにいってしまいます。

いつか、四国遍路おまちしてます。
Posted by くま at 2014年05月10日 05:16
>三重テレビ 小原様
コメントありがとうございます
その節は撮影の邪魔(?)をしてしまい申し訳ありませんでした(笑)

番組はこちらではリアルタイムに見ること叶いません
DVD等をお送り願えれば幸いです

今まで全く意識もしていなかった三重テレビに
一気に親近感の湧いた出来事でした
これからも三重テレビ様のご発展を祈念しております
Posted by 望月 at 2014年05月10日 06:41
>メタ坊さん
ありがとうございます♪

その葛藤はいつでも必ず!
歩き始めて30分後にやってきますよ(笑)

お遍路さん行きたい!!
2カ月休みがほしいです(笑)
Posted by 望月 at 2014年05月10日 06:44
おかえりなさい(*^_^*)

お腹にバッグをねぇ?(¬_¬)フーン。。。(笑)

旅の出逢いって、ステキですね(≧∇≦)
もしかして、天気が良ければバスに乗らずに歩く予定だったの?
だとすれば、バスの運転手さんに逢えたのは、運命だったのかも☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
言い過ぎたか(^_^;)






むふゆひれひれにるひるみー(梅より)
Posted by 桃姫 at 2014年05月15日 13:30
>桃姫様
なにその疑いのまなざしは!?

バスの運転所と運命の巡り会いって、どんなもんかなぁ(笑)

>梅ちゃん
洗心おぢちゃん大好き! って書いたのね♪
Posted by 望月 at 2014年05月15日 19:47
伊勢路お疲れ様でした
今年のGWも概ね天候に恵まれ良い旅を楽しまれたようですね

こちらもGWは紀伊半島に籠ってました
あのカメラも一緒に
5月2日には補陀洛山寺の前を通って那智の浜に到着

もしかしたら望月さんとお会いするかも・・・
なんて思ってましたが2日違いでしたね
残念
Posted by カズ at 2014年05月20日 04:34
>カズさん
お久しぶりです♪

カズさんも紀伊半島籠りでしたか(笑)
今年はどちらを歩かれたのでしょうか?

カメラ懐かしいですね!
もう1年経っちゃったんですね~
今も現役でカズさんの記憶を積み重ねているのかと思うと
なんだか嬉しくなります

なんか、いつかどこかで(熊野古道)ばったり遭遇できそうですね(笑)
Posted by 望月 at 2014年05月20日 07:04
今年も、って言うべきか吉野から那智まで歩きました
去年「来年こそは奥駈には行かないぞ」って誓ったんですけどね・・・
ゴールの那智では煩悩の塊でした(笑

望月さんの今回の旅の記録にある海の写真とっても綺麗ですね、
とても懐かしく望郷の念に駈られます

ところで来年はどこを歩かれるのですか?(笑
Posted by カズ at 2014年05月21日 21:19
>カズさん
奥駆ですか!?
いーなぁー(笑)

私は来年、奥駆に戻ろうかと思ってます!
Posted by 望月 at 2014年05月21日 22:12
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