Force in woods

望月

2014年11月07日 22:41

俺がパーティー登山してるよ♪(笑)

俺がねぇ・・・ 

りゅうちゃんのブログ写真を見て心奮えた、大台ヶ原・大杉谷縦走へ行ってきました♪
ずっとりゅうちゃんには案内してくださいってお願いしていましたがついに実現です!

メンバーはりゅうちゃん夫妻山登なでしこさん、俺の4人

りゅうちゃんには今回の山行の計画、宿・タクシーの手配、登山届けの作成等々
何から何までお世話になり、本当にありがとうございました m( _ _ )m

てか、パーティー登山なんて10数年ぶりだぞ!  大丈夫なのか!? 俺(笑)


◎11/1(土) 雨・・・朝から雨です(気温以上に背筋に寒さを覚えた:笑)
AM8:30 松阪駅集合!
開口一番なでしこさんから雨ネタでイジられる (-”-;)やっぱりな・・・

電車、タクシーを乗り継ぎ11:30登山口(宮川第三発電所)スタート!


紅葉は始まったところって感じでした


いきなりのへつり歩き


山と沢と吊り橋♪


千尋滝
あの流れ出しってどうなってるんだろ?


小休止してハロウィンメット装着!
当然イジられる (-”-;)やっぱりな・・・

『望月さん感動してる!?』
『望月さんなんもしゃべらんから楽しいのかどうかわからへんわ!』
りゅうちゃんから関西流の鋭いツッコミを入れられる
「楽しんでますって!」「感動してますからっ!」
俺、山では基本無口なんだけど
パーティー登山でコレはイケませんね(反省)


さらに険しくなる登山道
そしてこの辺りから足に異変が!
なんの前触れもなく突然両太股が激筋肉痛(泣)


猪ヶ淵
あのスケールは写真じゃ伝わらないなぁ


猪ヶ淵の水中
森が健全だと水も活き活きしてるね


足の痛みが最高潮
止まっても無理しても太股が破裂しそう
とにかく止まらずに慎重に歩く
当然超ペースダウン
ご主人に先行してもらい
りゅうちゃん、なでしこさんにはスローペースに付き合わせてしまった
すみませんでした m( _ _ )m


桃の木山の家
この景色が見たくてりゅうちゃんにお願いしていました!
それにしてもよくこの山奥にコレだけの家を建てたよね
山小屋と言うより立派な旅館です


※ピンぼけゴメン!(汗)
『わーい、ゴールだぁ♪』 はしゃぐ赤グリコ(笑)

俺には“ゴール”が“ビール”に聞こえた・・・


対照的な俺
お約束のヘロヘロポーズ(笑)
太股以外は至って元気なのにねぇ

宿に着くと先着していたご主人がちょうどお風呂から上がってきたところでした
我々も速攻でお風呂に入り汗を流す


お風呂から上がってさっぱりしたところで宴会の始まりです!
各自持ち寄り食材で盛り上がる

そして、なんと!!

宴もたけなわとなった頃にとびっきりのサプライズが!!


なんと、なでしこさんからバースデーケーキのプレゼントが!


りゅうちゃんからはめはり寿司Tシャツ!


宿からはオリーブピクルスの差し入れが・・・

なでしこさんからは『お誕生日お祝いしましょ♪』とは聞いていたが
それを理由に自分らだけ飲んだくれるものだとばかり思ってたから・・・

なんとも嬉しくも照れくさいサプライズでした
みんなみんな、本当にありがとー!(涙)


山の家夜景
家の灯りって優しくて暖かいね


宴は消灯時間まで続きました

その後、俺は当然の爆睡
なでしこさんは夜中に藁人形打つ音を聞いたらしい
※この人、街では一体どんな生活してるんだ!?(笑)


◎11/2(日) 晴れた! 

各自自分の日頃の行いを自慢し合う(笑)


『「お世話になりました!』」

元気に2日目スタートです


スタートから険しい道が続きます


線のない太古の空が太古の森の上に広がります


10年間人を寄せ付けなかった崩落地
岩壁の右側がごっそり崩れ落ちたらしい
転がってる岩は普通に車やプレハブ小屋くらいの大きさがあります
岩の隙間を縫って素早く通過


この辺りまで来ると木の葉も力強い色を発しています


こちらは紅葉コンビ(笑)
偶然とはいえどんピシャですね♪(前日の猪ヶ淵での写真)


堂倉滝と吊り橋
コース最後の吊り橋と滝です

雨後の増水とはいえこの水量はすごい
そしてこの水を蓄える森の力には圧倒されます

しかしこの後太股の筋肉痛再発(泣)
止まらず無理せずゆっくりゆっくり1歩ずつ着実に歩を進めます
※この後の写真無し(撮ってる余裕がなかった:笑)
ご主人には最後まで付き合ってもらってしまい申し訳ありませんでした


頂上直下の急登
『兄さんガンバレー!』
ケツを叩かれる(笑)


日出ヶ岳頂上(1,695.1m)
あいにくの雨模様となってしまい展望は望めなかったが
それでも嬉しい


遊歩道を30分下ってビジターセンターへ到着!
※下りは普通に歩けるのにねぇ

少し休憩し、バス、電車を乗り継ぎ大和八木駅まで戻りました
バスの中ではりゅうちゃんにイジリたおされました(笑)


大和八木駅の居酒屋で打ち上げ♪
なんか、お刺身なんてすごく久しぶりに食べた気がして
すごく美味しかった♪
飲んでしゃべって楽しい一時を過ごしてココで解散となりました
関西組は車で大阪・兵庫へ
俺は電車で松阪まで戻ってビジネスホテル泊


奥駈けも伊勢路も歩き通したこの足が絶不調で
みんなに迷惑をかけてしまい本当に申し訳なく思います
色々と準備してくれたりゅうちゃんにもなんか申し訳なくって・・・

でも、やっぱり来て良かった
パーティー登山の楽しさ、難しさ
ヘルメットへの抵抗感の払拭
誰かに祝ってもらえる誕生日
紀伊山地の懐の深さには感動を覚えました
コレだけの自然が手付かずの状態で残っているとは思っていませんでした

産まれた時から、山も沢もへつりも吊り橋も普通に生活圏にあった
その中で育ってきた
365日×18年間 ずっと山に接してきた
山で遊び、山を越えた学校に通った
獣を追いかけ、追いかけられて
泥んこになり生傷が絶えなかった
初めて見るモノに感動の雄叫びを上げていた

今のなでしこさんがほほえましく見えるのはそんな自分と重なるからだと思う

俺にとって山はレジャーやスポーツではなく生活そのものだった
そんな山小僧のなれの果てが今の自分であり
ソロへの執着はそんな原点探しの表れなんだと思う


やっぱりりゅうちゃんにお願いして良かった
なでしこさんに会えて良かった
あの年に小辺路を歩いて良かった
今日の全てはあそこから始まっていたんだと思う

やはり俺のベースはソロの歩き旅
それは変えない変えられない

でも・・・こんなパーティー登山も、良いもんだね♪


ありがとうございました (-人-)


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